2013年8月アーカイブ

私は独身時代は田舎に住んでいました。
田舎ですので皆土地や一戸建ての家を持っているのが当然というところでしたので、相続関係でもめるケースは多々あったようです。
うちも母世代でちょっとした相続での揉め事がありました。
今は兄弟の人数分とか配偶者の方への分等の相続分は決まっているのですが、60代や70代の方の中には未だに「長男が多くもらうべき」という考えがあったりしてそこでうまくいかなくなるケースがあるのです。
あと、誰が親を介護したかという事で「介護をした人が少し多くもらえてもいいのではないか」というのもよくある話でうちにもありました。
そういうわけもあって、私の親世代ももめていました。
相続関係で困ったときは相続相談をして専門家に意見を聞きましょう。
やはり法的な事もありますので、プロの方に相談したほうが確実です。
相続関係はこじれると次の世代にものしかかってきます。
相続相談をして早めに問題の解決をするようにしましょう。

法律的な解決を行なうために情報を得ようと思う場合、かつてはたくさんの書籍を購入したり図書館に行ったりして調べなくてはならなかったわけですが、現在ではインターネット接続したパソコンのブラウザソフトを操作すれば簡単に知りたい情報にアクセスすることができます。
ただ、法律関係の情報においては法律関連情報サイトに掲載されている情報が法的に有効かどうかという点で不確実性が大いにあります。
なぜならば、法律は常に見直されて改正されるからです。
ですから現在においても、相続など複雑な人間関係が絡む法律課題においては法律運用の専門家である弁護士に相談することが必要になってきます。
多くの弁護士は相続相談をリーズナブルな価格で受け付けてくれます。
そして、一般人としてはほとんど知らなかったような専門的な手続きを、法律に則ったかたちで淡淡と済ませてくれるわけです。
弁護士へ相続相談を依頼して実際に相談が開始すると、単に遺産を相続するという行為であっても関わってくる法律は複雑多岐なものとなっているのが分かり、相続相談業務がもつ奥深さをあらためて知りました。