2013年12月アーカイブ

相続の揉め事がニュースで報道されるたびに、なぜちゃんとした法律の専門家に相談しないのかとおもいます。
相続では故人が残してくれた資産をめぐって親族がもめることが多く、最近では故人が健在の際に準備をしておく事があるそうです。
相続相談をする際に重要になってくるのが『遺言』。
この遺言を事前に用意しておき、弁護士に委託しておくことで自分に万が一の際に弁護士の方にて遺産の相続等についてしっかりとしたフォローをして頂けるのです。
法律が大きく関わってくる遺産相続ですから、法律が解かっているプロでないと後々問題が起こる事も多いようですので、準備をしっかりしておかなければいけません。
弁護士に相談する前には事前に自分自身の資産や固定資産、その他どのようなものが資産となりうるのか、等も弁護士さんに一緒に相談しておくと良いでしょう。
故人の意思が反映された弁護士による遺産相続は法律的にも効果があるので揉め事もなく解決できるでしょう。

遺産相続はなんとなく難しくて税金をたくさん取られそう・・・というイメージがあります。
でもそれは勘違いで実際に相続税が課税される方というのは全体の10%以下に過ぎないのです。
それ以外の方は相続税を支払うことなく相続が完了しているのです。
それは相続の基礎控除というものや配偶者への相続税額の軽減というもののためです。
基礎控除は法律で決められた法定相続人の人数によって変わりますが
5000万円+(1000万円×法定相続人の人数)
となっていてこれに満たない場合には相続税を支払う必要がありません。
法定相続人の中で相続を放棄した人がいてもこの計算は変わりません。
基礎控除の他に配偶者に対する相続税額の軽減というものもあります。
配偶者は亡くなった人と生活基盤を共にしていることが多く
場合によっては住んでいる住居まで売って相続税を支払わなければいけないこともあるので、こうした優遇措置があるのです。

こうした相続におけるポイントは相続相談の専門家にあらかじめ話を聞いておくことがいざという時の相続にもめずに済む秘訣と言えるでしょう。