人が亡くなると家族は悲しんでいる間もなく、親族や知人への連絡に追われ、役所に死亡届を出して埋葬の許可をもらい、葬儀社に連絡して通夜や告別式を済ませ、火葬・納骨、という忙しない時間が流れます。
一通りの手続きや儀式が終わると、今度は遺品の整理や財産の整理が待っています。
財産の多寡にかかわらず、相続人が数名入れば遺産分割の手続きが必要になります。
この時ばかりはこれまでは仲が良かった兄弟姉妹の中で揉め事が生じる事や、相続人が子供ではなく、亡くなった方の兄弟姉妹といった場合には更に財産を巡ってのトラブルが増えがちです。
親族間ではなかなか話し合いに決着がつかないことがありますが、こんな時、誰に相続相談をしたらいいでしょうか。
他の親族に相談しても余計にこじれるか、親族の方が敬遠して寄って来ません。
財産や家族間での醜い争いを知人に相談するわけにもいきませんね。
そこで相続に詳しい弁護士に相談したり、相続登記も行える司法書士に相談したり、相続人の確定や遺産分割協議書の作成も手掛ける行政書士に相談すると良いでしょう。
最近ではファイナンシャルプランナーに相続相談をする方も増えているようです。